スマホでカジノサイトを止める設定
日本国内から接続して賭けることは、スマホでもパソコンでも賭博罪にあたります。それでも勧誘のメッセージやホーム画面のアイコンは毎日目に入ります。このページは、押すメニューをそのまま順に書きました。順番はサイトを開けなくする → 通知と近道を消す → お金の出口を絞るです。メニュー名はApple・Googleのヘルプ(2026-11-02閲覧)に基づきます。
iPhone:サイトそのものを開けなくする
いちばん効くのは、スクリーンタイムの「Webコンテンツ」にアドレスを登録する方法です。登録したサイトはSafariで開かなくなります。
- 「設定」›「スクリーンタイム」›「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにします。
- 「App Store、メディア、Web、およびゲーム」›「Webコンテンツ」を開きます。古いiOSでは「コンテンツ制限」›「Webコンテンツ」です。
- 「成人向けWebサイトを制限」を選びます。「許可しない」の下の「Webサイトを追加」を押します。つい開いてしまうカジノサイトのアドレスを入れます。
- 検索でよく出てくる「比較サイト」「紹介サイト」も同じ場所に入れておきます。入口の多くはこうしたページです。
「成人向けWebサイトを制限」には、副作用が一つあります。Appleが成人向けと分類したほかのサイトも、一緒に止まります。必要なサイトが開かなくなったら「常に許可」に追加してください。
iPhone:時間の上限と休止時間
- 「設定」›「スクリーンタイム」で「Appとwebサイトのアクティビティ」をオンにします。見たサイトが一覧に出るようになります。
- 「App使用時間の制限」›「制限を追加」を押します。一覧のいちばん下の「Webサイト」から、対象のサイトを選びます。
- 時間を1分にして「制限終了時にブロック」をオンにし、「追加」を押します。
- 「休止時間」をオンにすると、決めた時間帯(例:深夜0時〜朝7時)は許可したアプリしか使えません。
上限に達するとブロック画面が出ます。スクリーンタイム・パスコードがないと、「制限を無視」の一押しで外れてしまいます。下の「パスコードは家族に」まで済ませてください。
Android:アプリタイマーと集中モード
- 「設定」›「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」を開きます。「ダッシュボード」を選びます。
- Chromeを選んで「アプリタイマー」をいちばん短い時間にします。時間が来ると、その日の午前0時までChromeが一時停止します。
- Chromeからサイトをアプリとしてインストールしていた場合も、注意が要ります。機種によっては、ダッシュボードに別のアプリとして出ます。そちらにもタイマーをかけます。
- 「集中モード」にChromeなどを入れて、スケジュールを決めます。その時間帯はアイコンが灰色になり、開けなくなります。
- 「おやすみ時間モード」は、就寝時間に画面を白黒にして通知を止めます。
Chromeには、大人のアカウントが自分で使えるサイトのブロック一覧がありません。そのためAndroidでは、時間制限だけでは足りません。次のアイコン・通知・パスワードの整理も合わせて行うと、抜け道が減ります。
ホーム画面のアイコン・通知・保存パスワードを消す
| 消すもの | iPhone | Android |
|---|---|---|
| ホーム画面のアイコン | アイコンを長押し ›「ブックマークを削除」 | アイコンを長押し ›「削除」または「アンインストール」 |
| サイトからの通知 | 「設定」›「通知」でサイト名を探し「通知を許可」をオフ | Chrome ›「設定」›「サイトの設定」›「通知」› 対象サイト ›「ブロック」 |
| 保存したパスワード | 「パスワード」App(iOS 18)または「設定」›「パスワード」から削除 | Chrome ›「設定」›「Google パスワード マネージャー」から削除 |
| 閲覧履歴・入力候補 | Safariの履歴から対象サイトを削除 | Chromeの履歴から対象サイトを削除 |
パスワードが保存されていなければ、ログインし直すまでに数分かかります。その数分が、手を止める余裕になります。
勧誘メッセージを入れない
- 「入金不要ボーナス」「今だけ〇倍」といったDMやグループの招待は、開きません。ブロックして通報します。LINE・Telegram・X・Instagramでは、どれもブロックと通報ができます。
- iPhoneでは「設定」›「アプリ」›「メッセージ」を開きます。古いiOSは「設定」›「メッセージ」です。「不明な差出人をフィルタ」をオンにします。連絡先にない番号からのSMSが、別の一覧に分かれます。
- 「必ず勝てる」「出金を手伝う」と持ちかけてくる相手は、賭博に加えて詐欺の入口でもあります。お金を払ったり、アプリを入れたりしないでください。
お金の出口を絞る
スマホの設定はほかの端末では効きません。お金の側にも上限をかけておくと、別の端末から開いても動かせる額が限られます。
- ネットバンキングの「振込限度額」を、生活に必要な額まで下げます。下げる変更はすぐ反映されることが多く、上げるときは日数がかかる銀行もあります。
- キャリア決済の利用上限を下げるか、利用を止めます。My docomo・My au・My SoftBankなどの画面から操作します。
- クレジットカードやプリペイドカードの利用で不安があれば、カード会社に相談できます。利用停止や限度額の引き下げを頼めます。
スクリーンタイム・パスコードは家族に
自分で決めたパスコードは、自分で外せてしまいます。「スクリーンタイム」›「スクリーンタイム・パスコードを使用」を開きます。4桁は、家族や信頼できる人に入力してもらってください。パスコードを知らなければ、ブロック画面で時間を延ばせません。サイトの一覧を変えることも、できません。
- パスコードを忘れたときはApple Accountで再設定できます。完全な鍵ではなく、考え直す時間をつくる仕組みと考えてください。
- AndroidのDigital Wellbeingには、パスコードがありません。設定からすぐに外せます。Androidでは特に、アイコンやパスワードの整理を重く見てください。お金の側の上限も同じです。
相談窓口
設定を外したくて画面を開いているなら、それ自体が相談するタイミングです。本人だけでなく、家族からの相談も受け付けています。
| 窓口 | 相談できること | 連絡方法 |
|---|---|---|
| 依存症対策全国センター | 近くの相談窓口と専門医療機関の検索 | ncasa-japan.jp |
| 精神保健福祉センター | 都道府県・政令指定都市ごとのギャンブル依存の相談(本人・家族) | お住まいの自治体のサイト |
| 消費者ホットライン | 「必勝法」の販売や返金トラブルなど、お金の被害 | 電話 188 |
| 警察相談専用電話 | 詐欺やおどしの被害、緊急でない警察への相談 | 電話 #9110 |